過去の意味は未来が決める

　素敵なキャッチフレーズですよね！息子とWBCを観ている時に､CMで流れてきました｡前回のWBCは息子が高1の時で､次回は大学生になっているから一緒には観れないなぁ‥と思っていたんです｡今日一緒に日本代表の活躍を見ることが出来て､大感激です｡

f:id:Lizdiary:20230312004836j:image 　　スポ少時代､県大会に来たよーとはしゃぐ笑笑

4回裏､ずっと心に引っかかっていたことを確かめようと思いました｡小学生の頃とってもお喋りで何でも話してくれた息子が､高校生になった頃から無口になったのは､私のせいかな？と思うことがあり‥｡それは高校受験の時､私立に受かった時点で「もう私立に行く｡公立は受けやん｡」という息子に対して「何のために勉強してきたの？受けるだけ受けてみなよ」と少し強引にすすめてしまったことです｡結果､公立の進学校に行った息子は野球もやめ､勉強に追われ､すっかり無口に‥｡私立に行っていたら､特進クラスで胸を張っていられたし､野球仲間の友達が数人いたから､のびのび楽しく過ごせたに違いない｡そんなふうに思わずにいられなかったんです｡

f:id:Lizdiary:20230312005003j:image 　　　　1点先制､キャプテンとハイタッチ！

息子の答えは「言ったの覚えてない｡そんなこと思ったことないよ｡」ほんとに？その瞬間､３番の大谷くんがタイムリーヒットを打ちました！わぁやったー！涙があふれてくるのを隠そうとソファに沈み込むと､今度は大谷くん盗塁まで決めました｡『打って走って少年野球のような大谷選手です』アナウンスがそんなことを言っていました｡いきいきとプレーする大谷くん。息子が少年野球をしていた頃の映像が頭をよぎります｡

テレビドラマ『ROOKIES』にハマり､2009年のWBCで日本が連続優勝した直後､小3で野球を始めた息子｡高学年になると､私も野球の魅力にとりつかれ､チームのスコアラーとして全試合について行っていました｡子供たちや監督､コーチ､お母さん仲間と過ごした時間は､かけがえのないものです。いろんなチームと対戦して､プロになるんじゃない？と思った子が誰もなっていないのが残念ですが､そんな甘いもんじゃないって誰よりも先に悟っていたのが息子だった気がします｡

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2013年京セラドームで大谷くんを見た事は今でも自慢です｡家族で日本ハム対オリックスの試合を観に行ったんです｡あの日も代打で出た大谷くんがヒットを打ちました｡足が長くて､あっという間に走り抜けて行きました｡中1でまだ幼かった息子は大喜び｡翌日は吉本のお笑いも見に行きました｡いま思えば､あの日が息子が大阪に行きたいと思うようになったきっかけかもしれません｡

過去の意味は未来が決める｡あと2週間で旅立つ息子がたくさんの良い出会いに恵まれますように｡私は祈るだけです｡ ‥盛りだくさんの幸せをありがとう｡こんな母だけど､これからもよろしくね｡

f:id:Lizdiary:20230312005127j:image 　　ナイター練習も頑張った思い出に‥　　　　