時々､子供なのに「人生悟ったわ」なんて言う子がいます｡これは人生を「あきらめた」とか「想像できた」という意味で､使い方を間違っています｡人生は､そんな簡単には悟れません。
何かひらめいた時に「悟った」という言い方をする人もいますが､これも違います｡ 悟りは､気づきでも､ひらめきでもなく､理解や納得の延長にあるものではないのです｡
悟りを開くとは､迷いから脱却して､永遠の真理を会得することだと言います｡どんな時も正しい物事の道筋を理解､自分のものにすることができるのです｡
悟りの境地に達すると､雑念がなく執着心から解放された感覚に至るので､すべて満たされた感覚になり物事の真実を自然と知れるようになるのです｡
迷いから解き放たれて､満たされた感覚になれたら､どんなにいいでしょう｡
「さとり世代」という言葉をご存知ですか？私は知りませんでした｡それは1987年〜2004年に生まれた人のことです｡2023年に19歳〜36歳になる人たちで､不景気な時代に､ゆとり教育を受けて育ったことから､競争意識が低く必要最低限の生活を求める傾向があります｡ その姿が悟りを開いたように見えることから､さとり世代と呼ばれるようになったそうです｡うちの子供たちも､ここに当てはまります｡ 確かに､多くを求めないし､どこか冷めていて､可哀想に思えることがあります｡ 悟ったふりをする「悟り澄まし」という言葉が当てはまるのではないでしょうか。
仏教では悟りに52段階あるそうです｡私はまだその山のふもとにいるのかもしれません｡ バブルな時代を味わった後､不景気な中で子育てを経験したので､少しは修行をしたと思いたいのですが､人間的に成長したかどうかは別の話ですよね｡
子供たちがまだ小学生の頃､手塚治虫さんの漫画『ブッダ』を読み､お釈迦様の生き様に衝撃を受けました｡ お釈迦様が35歳と8ヶ月で悟りを開いたことから､358は特別な数字と認識され､車のナンバーにつけるのが流行った事もあったようです。
一般人が悟りを開くのは稀なことなのかもしれませんが､「もしかして開いてる？」と思う方がいます｡ いつも温かい雰囲気をまとい､それでいて冷静｡ １つお伝えしただけで､瞬時に10理解して､あっさり物事の解決策を導き出してくださるんです｡ その方が言う事は､もし間違っていても正解になってしまうくらいの説得力があります｡ 最初は緊張して､お話しすることもままならなかったのですが､知り合って7年目の現在､ようやく普通に話せるようになりました｡ 同じ職場で出会えたご縁に感謝しています｡
私より歳上の､たぶん「悟りを開いた人」を見ていると元気をもらえます｡ いつも綺麗にお化粧をされていて､しゃんと姿勢が良く､シンプルにおしゃれを楽しんでいる｡ もう歳だからとわざわざ地味な服装をする方もいますが､そんな方に限って､清潔感に欠けているような気がします｡ 清楚な美しさのあるその方は､どんな事でも､ジョークを交えて笑顔で返す事が出来るので､側にいてもらえると大きな安心感があります｡
私は､その方のようにはなれません｡私は私だから､与えられた課題を自分なりに１つずつクリアしていくだけだと思っています｡
こうしてブログを書くことも､雑念を消していくことに繋がっているのではないかと思います｡心にとめていたことを文章にしていくこと､誰かに読んでもらうことで､心が軽くなったからです｡元の自分に戻っていくような感じです｡そんなふうに､悟りの段階を１つでも上がっていけたらと思うこの頃です。
僕はこの世界で何位で 君はこの世界で何位だ
身の程はわきまえているつもりだ
身の程知らずは笑われちゃうから
なのに君のその笑顔に 肩までの髪に
なんとかって服に
くすぐるようなその笑い声に
夢中になってバカみたい
でもこんな僕にもちゃんと芽生えてくれた
この気持ちを認めてあげなくちゃね
性別も年齢も 家柄も国籍も 外見も年収も
過去も何もかも全部
関係ないのが恋だろ 乗り越えられんのが恋だろ
誰に断るでもなく 勝手に今日もただ君が好き
今日もただ君が好き
『恋だろ』Wacci
あんずがもぐると秋の気配だね
ようこそ､あんずのくにへ
ひさ〜しぶりに二見町の『さくら』さんに。
相変わらず､超満員で賑わってました〜😆
今回は「ネギ豚」次はもんじゃが食べたいな〜！
