世の中には､人に興味を持つ人と持たない人がいる｡ 私は持つ方だと思う｡ 気になる人がいると､その人がどんな人なのか興味が湧いてしまう｡ 好きとか嫌いとかではなく､知りたいのだ｡人に興味を持たないタイプの娘に､そういう人をどう思うかと聞いてみたら､別になんとも思わんと言われた｡そりゃそうだ､そもそも人に興味がないんだから｡マイペースというか､余計なことを考えなくてよさそうで羨ましい｡
最近､気になったのは黒柳徹子さん｡ 89歳になられていると知って驚いた｡徹子さんほど､人に興味津々な人はいないだろう｡「徹子の部屋」は､そんな徹子さんだからこそ続けてこられたのだと思う｡ いくつになっても聡明で滑舌が良く､無邪気な感じさえする｡あんなふうに長生きできたら周りも御本人も幸せだと思う。
守りたいのは､しゃぼん玉にときめく心.:*☆
40年越しの恋
私が､最も興味をそそられるのは､徹子さんが40年越しの恋をしていたという事実だ｡ お相手は､世界的に有名なピアニストのアレクシス･ワイセンベルクさんというブルガリア人だと言われている｡徹子さんがニューヨークに短期留学していた38歳の時に知り合い､交際に発展｡ 1982年に来日された際には「徹子の部屋」に出演されたり､頬を寄せ合い歩く姿を目撃されたりで､結婚の噂まであったのだ｡ FAXで連絡を取り合い､年に1~2度忙しい仕事の合間を縫って海外まで会いに行き､2012年に彼がスイスで亡くなるまで､40年に渡り遠距離恋愛をされていたという｡
ﾆｭｰﾖｰｸに住んでた38歳の時の徹子さん
徹子さんは「私みたいな変なっぽい人を､変なっぽい人と思わないで見てくれた」「良い恋愛をすると､別れても､その人が死んでも､いつまでも生きていくことができる」と言っておられた｡ お互いが､大切にしている仕事を諦めることなく認め合う､オトナな恋愛をされていたのだ｡
後に「信頼できるパートナーがいれば結婚にこだわらない」という結婚感を打ち明けた若い女優さんに「本当に愛したとか､愛された経験があると､このまま独身でいても､寂しいことはないと思います」とおっしゃった徹子さん｡ 素敵すぎます！！
徹子さんの40年越しの恋人 
ラブいちバッジ❤
幼い頃､発達障害だった徹子さんは､窓際でちんどん屋に声をかけたり､机のふたを何度も開け閉めしたりで先生に迷惑がられて､小1で退学になってしまう｡そんな子いくらでもおりますがな､と突っ込みたくなるが､そういう時代だったのだろうか｡ 幼かった徹子さんは､自分が退学になったことを20歳になるまで知らず､母親が自分の人格を認めてくれていたので､のびのびと生きて来られたと感謝されていた｡
小1で退学になってからは､お母さんが徹子さんに悟られないように､合う学校を探してくれ､トモエ学園に転校｡ 登校初日に徹子さんの話をさえぎることなく「もう話すことはない」と思うまで､４時間も聞いてくれた校長先生｡ 「君は､本当は､いい子なんだよ」と何度も言って､徹子さんを元気づけてくれたそうだ｡ 「窓ぎわのトットちゃん」は､トモエ学園の校長先生に捧げられたものだという。
トットちゃんだった頃の徹子さん
それにしても､障害という言葉には違和感がある｡何かいけないものに聞こえてしまう｡もうそろそろ別の言い方にしていただきたいものだ｡
「バツイチ」という言葉も進化しているのを､ご存知だろうか？バツイチ➞マルイチ➞「ラブイチ」と｡ 愛を1つ､経験したからラブイチというのだ｡ 昔は差別されていた離婚も､いまや女の勲章だという｡ そんな輝かしいラブいちバッジ♡を胸に､ 徹子さんのような素敵な恋をしたいと願う私だった。
幸せ
きっとずっとそばにいるような
不思議な安心感をくれる
あなたがいて幸せです
ようこそ､あんずのくにへ
これは面白かった♪ 同じ手相があったら凄い!!『徹子の気まぐれTV』YouTubeで観てね！
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