「毎日楽しそう」って言われると嬉しいけど､ホントはそうであってそうじゃない｡ 弱い自分を隠すために今日だって必死だった｡
これは自分のココロが作り出した世界で「悲しい」「辛い」というフィルターをはずしてしまえば､ただの日常があるだけなのかもしれない｡
あんなことを言わなければよかった､と後悔している私のことなど､相手は何も考えておらず､その人自身が作り出した全く別の世界で生きているに違いない｡ そんなことを薄っすらと感じるようになった｡
こんな私も誰かの生まれ変わりで､前世に叶えられなかったことを叶えていたりするんだろうか｡
映画『月の満ち欠け』は生まれ変わりの話だった｡ 2017年に直木賞を受賞した佐藤正午さんのベストセラー小説を映画化した作品｡ 私は原作を知らずに､大泉洋さん､柴咲コウさん､有村架純さん､田中圭さん､伊藤沙莉さん､そしていま注目の目黒蓮さん､と好きな俳優さんが揃っていることに惹かれて観に行った。
有村架純さんと目黒蓮さんが許されない恋に落ちるシーンで流れていたジョンレノンの「Woman」が心地よく､劇中で有村架純さんが口ずさんでいたオノヨーコさんの「Remember Love」は､しばらく頭から離れなかった。
子供が親を選ぶ説
この映画の中でも言われていたが『子供が親を選んで生まれてくる』という話はかなり定着したと思う｡ お空の上から､どのお母さんにしようかな〜と子供が親を選ぶのだ｡ 大抵は､お母さんを助けるために生まれてきている｡それなら私にも心当たりがある｡ 私は母を助けていたし､私も子供たちにかなり助けてもらっている｡
母親と真逆の性格の子供が生まれることがある｡母親がせっかちだと大らかな子供を見てイライラしてしまいがちだが「お母さんはすごく優しくて人を包み込むような魅力のある人なんだよ」と子供が母親の本来の姿を､生き方で教えに来ているのだという。
親子セラピストの長南華香さんは､こんなことも言っている｡ 胎内記憶を持つ華香さんの娘さんは､華香さんが6歳の時から空の上で､この人の子供になろうと狙っていたというのだ｡その証拠に､華香さんが6歳の頃にしていた遊びや公園､どこのラーメン屋さんで何をいつも注文していたかを言い当てている｡
自分で名前も決める説
華香さんの娘さんは､名前も自分で「ひかり」に決めてきている｡ 実際には華香さんが妊娠する5年前に思いついたのだが､娘さんがそうなるように放ったものを､たまたま華香さんが受け取ったということになるそうだ｡ そういえば『月の満ち欠け』でも､母親が夢の中で「名前は瑠璃にして」と子供からお願いされていた｡ それは愛する人にもう1度会うためにだ｡
名前にも自分で決めた意味や使命があるということになる｡ 私の名前は父が決めた名前を､直前で母と祖母に変えられている｡ 何故そうしたのか､昔の自分に聞いてみたいものだ｡
空の時間説
もっと気になったのは時間の話だ｡ 華香さんが名前を決めてから生まれるまで「5年もよく待ったね」というと「空の時間とこっちの時間は違うから」こっちの5年はむこうでは1日くらいなんだとか｡ 空の2~3分はこちらの25日だという｡
例えば「一緒に生まれよう」「もうちょっと遊んでくから先に行ってて」なんて言って5~6日遅れていくと年齢が25~30歳離れてしまうということになる｡
ところが､華香さんは旦那様と生年月日が同じだ｡ 同じ日に出発したのに華香さんが少し遅れた為､旦那様はお腹の中で粘り､華香さんはお母さんに促進剤を打たせたそうだ。結果､誕生日が同じだということで友人が紹介してくれて､お空の約束通り結婚することが出来たのだという｡
なんという聖夜にふさわしいロマンチックなお話。皆さんに幸あれ♡
（気になる方はぜひYouTubeの KI KOchannel 2021.8.19分をご覧ください｡面白くてリピります）
あなたにも､生まれ変わっても
もう一度逢いたい人はいますか？
月が欠けてもまた満ちるように
生まれ変わっても
またあなたに逢いたい
『月の満ち欠け』より
楽しみにしていたクリスマスケーキは訳あってこんなことに💦でもすご〜く美味しかった❗️
どうしてもツリーが気になるあんずさんが
ツリーの飾りを取ろうとして叱られたときの雄叫び「にゃあ〜ん！」今年のベストショットだわ♪
ようこそ、あんずのくにへ
小説で読みたい！
